新聞やテレビでも一部上場などよく目にすることが多いと思います。
上場してる企業は社会的にも認知され信用も高まります。
しかし上場するにはそれ相応条件があります。
証券市場では株式を上場することで不特定多数の人が株式を購入することができます。各市場では会社の規模や審査の内容によって分かれています。
各市場の審査基準と審査内容を紹介していきます。
東証一部
・審査基準
株主数ー2200人以上
流通株式数ー上場株券の35％以上
時価総額ー250憶円以上
純資産額ー10億円以上
利益額または時価総額ー利益の額が5億円以上または時価総額500憶円以上
・審査内容（東証二部も同様）
・企業の継続性及び収益性
・経営の健全性
・コーポレートガバナンス及び内部管理体制が適正に整えられており機能していること
・企業内容の開示を適正に行っているか
東証二部
・審査基準
株主数ー800人以上
流通株式数ー上場株券の30％以上
時価総額ー20憶円以上
純資産額ー10億円以上
利益額または時価総額ー利益の額が5億円以上または時価総額500憶円以上
・審査内容（東証一部と同様）
・企業の継続性及び収益性
・経営の健全性
・コーポレートガバナンス及び内部管理体制が適正に整えられており機能していること
・企業内容の開示を適正に行えるか
マザーズ
・審査基準
株主数ー200人以上
流通株式数ー上場株券の25％以上
時価総額ー10憶円以上
・審査内容
・事業計画の合理性
・企業経営の健全性
・コーポレートガバナンス及び内部管理体制が適正に整えられており機能していること
・企業内容、リスク情報の開示を適切に行えるか
JASDAQ
・審査基準
株主数ー200人以上
流通株式数ー時価総額で5億円以上
純資産額ー2億円以上
利益額または時価総額ー利益の額が1億円以上または時価総額50憶円以上
・審査内容
・企業の存続性
・企業行動の信頼性
・健全な企業統治、及び内部管理体制が確立されていること
・企業内容の開示を適正に行えるか
まとめ
東証一部、東証二部は日本の中心的な市場
マザーズ、JASDAQは成長企業向けの市場
