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Office 2021の新機能とは!?

今回は、2021年10月5日にリリースされた Office2021(Windows版,Mac版) にて追加された新機能を確認していきたいと思います。

 

◆Office 2019からの変更点

 

1.Office2021は認証時にインターネット接続が必須

 

 Office2019の法人向けは、初回認証時は電話での認証が可能だったため、インターネット接続は必須ではなかったのですが、Office2021はオンライン認証のみとなり、インターネット接続が必須となりました。

 ライセンスキーは従来同様、マイクロソフトアカウントへは紐づきません。

 

2.Office2021のサポート期間は5年間

 

 Office2019のサポート期間はメインストリームサポート5年+延長サポート2年でしたが、マイクロソフト製品のサポートポリシーの変更に伴い、ほかのマイクロソフト製品と同様にOffice2021もメインストリームサポートの5年のみとなしました。

 

◆Office2021の新機能

 

 Office2019と比べて、各アプリケーションンに様々な機能が追加されています。

 

 

Excel

XLOOKUP関数の追加(VLOOKUP関数の強化版)

 

XMATCH関数を追加(MATCH関数の強化版)

 

・新関数の追加

 動的配列を行う関数「FILTER」「SORT」「SORTBY」「UNIQUE」「SEQUENCE」「RANDARRAY

 計算結果や値に名前を付けて、ほかの数式内に格納可能にする「LET」関数

 

シートビューアクセシビリティリボンの追加

 

 

 

Power Point

・発表者のビデオ、インク機能で加えた内容、レーザーポインターの挙動を記録可能な「スライドショーの記録」機能を追加

・書き込んだインクの内容を時系列で再生・停止可能な「インクストリーク」機能を追加

 

 

 

Outlook

・日本語を含む70以上の言語に対応の「翻訳ツール」を追加

・メールを任意の場所で検索可能な「クイック検索」を追加

・画面を読み上げる「スクリーンリーダー」に必要に応じて要素を並べ替える機能を追加

 

その他

 

Microsoft Searchによるドキュメント検索の強化

OpenDocument形式(ODF)1.3のサポート

・視覚効果、描写の更新

 

 特に気になったのは、MicrosoftTeamsなどでも実装されているリアルタイム共同作業モードがExcelやWordなどの複数のアプリケーションで追加されたことです。

 

 離れている間のファイル変更通知など、複数のメンバーによる共同編集が便利になりました。

 

 他にも、以前の機能の改善や、Microsoft AccessやMicrosoft Visio向けの新機能、逆に廃止された機能もありますので、こちらを調べたい場合はMicrosoftの新機能紹介サイトをご覧ください。

 

最後にエディション(永続ライセンス版)と価格をご紹介します。

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